カステーラ(駄菓子)
駄菓子屋でみつけたパンダ

 上の写真は駄菓子屋で見つけたパンダである。袋の中身は一口サイズのカステラを串刺しにしたもの。味は想像通りといったところ。
 あまり可愛らしくはないが、きわものと呼べるほどセンスの輝きもないように見える。が、しかし…
 これは股間を拡大したものである。見よ、この突出した部分を!
 これを彼をオスたらしめている部分だと言うつもりはない。これはまぎれもなく尻尾である。
 イラストやぬいぐるみのパンダは、下図左のように丸いポンポン状の尻尾がつけられていることが多いが、このパンダはやけに熊っぽいリアルな尾を持っている。にもかかわらず、尻尾が黒い。これは何を意味しているか? 
 熊っぽいリアルな尾というのは、上図右のように尻との接合部が広いため…
尻尾だけ黒くしようとすると上図左のようにマヌケである。あるいは右のように背中全体が黒いと考えればいいのかもしれないが、こんなパンダが現実にいたらあまりにもキワい。

 このように、パンダにとって尻尾の形と色は重要である。このことをふまえた上で、再度カステーラパンダの写真を見て、背中側がどうなっているか想像してほしい。キワい世界は身近に転がっているのである。

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