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去年つかまえてきたオオスカシバの芋虫は、こんな瓶の中で蛹中です。オオスカシバは土の中で繭を作って冬越しするのです
 今日はちょっと意地悪して、お休み中の蛹を掘り起こしてみるのですです。
 
 
瓶詰めで蛹中
2000年2月21日撮影
 
 
オオスカシバの蛹 2000年2月21日撮影  
 
 新聞紙の上で、瓶をそーっとひっくり返してみると、このとおり、立派な蛹が出てきました。ゆりかごのようなものは、土をつづり合わせて作った繭です。思ったより重量感があって健康そうです。

 蛹になってからもちゃんと生きていて、しつこくつつくとお尻をふります。土が乾きすぎると死んじゃうこともあるみたいなので、瓶に戻してちょっとだけお水あげました。霧吹きでしゅしゅっとやるといいみたい。

 

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