Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.72 ) | 
- 日時: 2003/05/30 11:59
- 名前: ちんじゅう
  
  - 5月30日(金)
  晴れ。すごく晴れ!!!  なんだよもー、ぐずぐずして気温が上がらない日が続いたかと思うと、いきなり真夏みたいな晴天が続くんだから。お天気の神様、やりすぎると死人出るよ。日本人は軟弱なんだから。
   チョウセンアサガオにまた穴が増えてた。見ると芋虫が 2 匹も!
   (写真をクリックすると拡大写真が…)
   小さなものならいざ知らず、ここまで育ったのは昨日の段階ではいなかったから、夜のうちにどこかから這ってきたんだと思う。やっぱりヨトウガだろうか。芋虫も夜行性だというし、タバコガはもっと毛深い気がする。とりあえず葉っぱごと取って捨てた。
   ニンジンもステムレタスも間引いてしまったし、気軽にむしって食べられそうなものが減ってきた。そろそろまた何かまこうと思うんだけど、新しいプランターを置くような場所がない。
   カンゾウが植わっているプランターに余裕があるのでここにまいてみよう。大量に生い茂っているハコベを引っこ抜いてルッコラの種をまいた。ルッコラ(ロケット)はゴマの味がする謎の菜っぱだ。
   引っこ抜いたハコベも食べてしまおうかと思ったが、だいぶ育ちすぎていて虫にも食われているのでやめた。
   それと、トカドヘチマが生えているプランターにも余裕があるので(出てこなかった種があるから!)、コリアンダーの種を蒔いてみた。コリアンダーは中国風にシャンツァイとも呼ばれる植物で、独特の香りがあるので嫌いだっていう人も多い。アジア系の料理には似合うんだけどな。  
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  Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.73 ) | 
- 日時: 2003/05/30 14:04
- 名前: ちんじゅう
  
   
   ケチョウセンアサガオ(たぶん)のつぼみ。袋を破って出てきたところ(前の写真>>64)。 
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  Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.74 ) | 
- 日時: 2003/05/30 19:49
- 名前: ちんじゅう
  
  -  明日は台風。関東地方は台風の進路の右手にあたるので風が強いはずだと森田さんが言っていた。ハゴロモジャスミンは支柱が倒れないように塀にびったりとよせて、ラベンダーの類はベランダに入れた。でも、ベランダの中も雨風にさらされるから、あまり意味はないかもしれない。
  
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  Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.75 ) | 
- 日時: 2003/05/31 22:54
- 名前: ちんじゅう
  
  - 5月31日(土)
  一夜明けて、曇ってはいるけど風も雨もたいしたことない。テレビの台風情報を見ると西のほうではかなり降ってるらしい。関東はこれからか。8:45
   雨が降り出した。わりと激しい雨だ。10:00
   とにかく雨がひどい。温泉にある打たせ湯みたいだ。雨に打たれたら肩こり取れそう。でも風はない。雨だけ。12:00
   雨がやんだ。17:00
   雨はあがっているが、風が吹き始めた。18:00
   暴風というほどではないが風がつよい。21:45
   たまに雨もパラッと降ってるかも。22:34
   
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  Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.76 ) | 
- 日時: 2003/06/01 23:48
- 名前: ちんじゅう
  
  - 6月1日(日)
  曇り。午後に少し明るくなってきたかと思ったら突然雨が降り出してパッとやんだ。狐の嫁入りというやつだろうか。やんだので嫁入り行列が通り過ぎたのだと思っていたら、また突然降り出した。嫁入り行列に帰りなんかないはずだ。まさか狐の成田離婚??  夕方、雨のあがった空に虹が出た。
  
 
 
   ヨトウムシ1 (画像クリックで拡大)
  |   木立性チョウセンアサガオの葉っぱに新たな穴ができていた。見ると緑や黒の芋虫がいっぱい…!!  色は違うものの、細かい点で特徴が一致しているので同じ虫だと思う。ああ、気になる。こいつら何者なんだ。とりあえず、全部つまんで捨てた。捨てる前に写真をとったがうまく写らなかった(ヨトウムシ1)。もうヤケクソだ。デジカメ買ってやるー。もうちょっとしたらキャメディアの新しいのが出るからそしたら買うんじゃー。スーパーマクロで芋虫をとりまくるんじゃー!!!
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   ヨトウムシ2
  |   ニンジンの葉も食い荒らされていた。
    ホウキグサ(らしきもの)の芽も食い荒らされた。こっちの犯人はでっかい芋虫。うちにある図鑑にこれとそっくりの写真が載ってた。ヨトウムシだと書いてあった(ヨトウムシ2)。写真をとったが日光の手前だ(注:日光の手前には今市という町がある)。くそー、絶対にデジカメ買ってやるー(以下同文)。
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    ヨトウムシ2 つっつくと丸くなる。
 
   アジサイがだいぶ色づいてきた。
     
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  Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.77 ) | 
- 日時: 2003/06/02 13:39
- 名前: ちんじゅう
  
  - 6月2日(月)
  曇り。このまま梅雨に突入するのだろうか。
   いたるところに芋虫がいる。ゼラニウム(お隣さんの置きみやげ)にも芋虫、チョウセンアサガオにも芋虫、ニンジンにも芋虫、芋虫ごろごろ、ぜーんぶヨトウムシ。
   これまで、何蛾の幼虫だろうと首をひねってきた芋虫は、すべてヨトウムシ(夜盗虫)だったようだ。小さいうちはわかりにくかったが、終齢近くなった芋虫を見ると、タバコガやオオタバコガとは雰囲気が違う(タバコガはもうちょっと毛深いのだ)。
   ヨトウムシというのは一種類ではなくて、ヤガ科のなかで、なんとかヨトウと呼ばれる蛾の幼虫の総称だ。うちに何種類いるのかはよくわからない。ただ、おそらく昨日の日記の「ヨトウムシ2」は、大きさや色などからして「ヨトウガ Mamestra brassicae」の幼虫で、「ヨトウムシ1」は、黒っぽいやつで成長打ち止めだとして「シロイチモジヨトウ Spodoptera exigua」のような気がする。
   いっそのこと、卵のうちから飼育してみると成長にしたがってどう姿を変えるかがわかって面白そうだが今期はやめておこう。ヨトウムシなら年に何度も発生するので、イヤでもまたお目にかかれるはずである。慌てなくて大丈夫。
   芋虫は嫌いじゃないが、さすがにこれだけ多いと大変だ。農業でご飯を食べてるなら農薬の使用もやむなしというところだが、たかがベランダ菜園で薬に頼るなんておこがましいというか、手を抜きすぎというか、いまいち面白くはないので別の方法でなんとかしたい。そもそも、芋虫ってやつらは、小さいうちなら薬でどうにかなるが、大きくなってしまうと、ちょっとやそっと殺虫剤をまいても効き目がなかったりする。
   検索で 面白い方法 をみつけた。酢を水で薄めたものに捕まえたヨトウムシを放り込み、そのまま成分を抽出する(というか腐らせるのかもしれない)。これを水で薄めてヨトウムシの出るあたりにまいておくといいらしい。こんなことで本当に効くのかと思うが、いくつかのサイトに同じような事が書いてある。どうやら昔からあった方法らしい。やってみる価値はありそうだ。  
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  Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.78 ) | 
- 日時: 2003/06/04 10:30
- 名前: ちんじゅう
  
  - 6月3日(火)
  晴れ。
   ひょっとしてヨトウムシってやつは雨上がりに多いのだろうか。台風のあとには沢山いたのに今日はみつからなかった。
   道を挟んで向こう側にあるマンションではコヒルガオが花盛り。ヒルガオも一種類じゃなくて、「ヒルガオ」と「コヒルガオ」というのがある(海辺だったら「ハマヒルガオ」というのもある)。うちのまわりには両方生えてる気もするけど、とりあえずすぐ近くに生えてるのはコヒルガオ。
   ヒルガオとコヒルガオの見分け方は、コヒルガオは花の柄に縮れたヒレがあって、花の付け根をつつむ「包」の先がとがってる。葉の形もヒルガオとだいぶ違う。
   裏の駐車場ではドクダミも花盛り。日の当たるところより日陰にたくさん生えてる。ドクダミの花が意外にも可愛いことはよく知られているが、葉のほうもけっこうイケてると思うのは珍獣様だけなのだろうか。ワイングラスにドクダミの葉をいけて、真っ赤なバラを一輪さすとかわいい。この場合、バラは深紅じゃなくてはダメだ。ピンクやオレンジじゃ寝ぼけてしまう。
    
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  Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.79 ) | 
- 日時: 2003/06/06 20:05
- 名前: ちんじゅう
  
  
 
   ↑コヒルガオの葉
 
   ↑ヒルガオの葉
 
   ↑コヒルガオの包(先が尖ってる) 柄にギザギザした部分がある
 
   ↑ヒルガオの包(先が尖らない) 柄はツルンとしている
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   コヒルガオ
 
   コヒルガオの花
 
   ヒルガオの花
 
 
   ヒルガオのつぼみ  家からちょっと離れたところにあったのを夕方撮影。ヒルガオは名前の通り昼間咲く。夜はしおれた花かつぼみしかない。
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  Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.80 ) | 
- 日時: 2003/06/03 22:07
- 名前: ちんじゅう
  
    道ばたのケチョウセンアサガオ
 
   ケチョウセンアサガオの花 かなり大きな花で、近づくと、とてもいい香りがする。
   アサガオとヒルガオ・コヒルガオは、どれもヒルガオ科(サツマイモ科ともいう)の仲間。でも、チョウセンアサガオ(ダツラ、ブルグマンシア)の類は、こんなに花が似ているのにナス科でまるっきり別のもの。
   アサガオなどが蔓性なのに対して、ナス科のチョウセンアサガオは蔓にはならない。
 
 
   ちなみに、わが家の木立性チョウセンアサガオは…
   このように、ヨトウムシに食われて穴だらけ。 
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  Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.81 ) | 
- 日時: 2003/06/06 20:18
- 名前: ちんじゅう
  
  - 6月4日(水)
  曇り。午後から雨。
   ステムレタスが食い荒らされていた。犯人の姿はすでになし。糞が残ってる。わりと大きめだ。  ヨトウムシは明るいうちは葉陰や土の中で寝ていて、夜になると活動する。だから夜盗虫(ヤトウムシと言う人もいる)。  植木鉢の中や花壇で寝ているヤツも少しはいると思うが、どうも裏の駐車場から這ってくるんじゃないかという気がしてきた。ドクダミの茂みで何匹か見つけたので。だとすると退治するのが難しくなるなあ。
   チコリに薹(とう)が立ってきた。花が見られるかもしれない。
   タンポポは根出葉といって、根っこから直接葉が生える。チコリも根出葉があるが、花の時期になると写真のように薹がたって、薹の途中にも葉が生える。タンポポの花茎には葉がつかない。ここがチコリと違うところ。葉のつきかたを見ると、タンポポよりハルノノゲシやオニノゲシに近いのかもしれない。  
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