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和名  ニンジン(品種:メヌエット)
学名  Daucus carota
科名  セリ科
英名  carrot
    
原産地 中央アジア

種をまいた
4月9日(2003年)

丸いニンジン

まん丸い小さなニンジン。品種名はメヌエット。

メヌエットの種

 これが種。画像をクリックすれば種の拡大写真が開きます。


参考>珍獣の食卓・ニンジン
発芽した
4月18日
 晴れ。 
 メヌエット(丸いニンジン)が発芽した。小さくて細長い双葉。まだ写真にはうまく写らない。

4月19日
 晴れ。風が強い。
 昨日は暑かったなあと思っていたら、夏日だったらしい。今日も気温があがりそうだ。
メヌエット(ニンジン)
 

5月3日
メヌエット
 メヌエットは本葉をだしはじめた。もうちょっとしたら間引いたほうがいいかな。

育ってます
5月7日
5月7日のニンジン
 メヌエットも本葉をしげらせて次第にニンジンらしくなっている。

5月17日
 順調に育っている。すでに何度か間引いた。間引いた葉は洗ってサラダに。
 

5月28日
 晴れ。久しぶりに晴天。
 こんなとき「皐月晴れ(さつきばれ)がもどってきました!」なんて言う人もいるかもしれないけど、そういう言い方はもとの意味とは違っているらしい。 

 明治以降、日本では太陰暦を廃止して、西洋で使われている太陽暦を採用した。昔の暦では立春直前の新月の日を正月一日としていたから、今の暦とは約 1 カ月のズレが出る。

  皐月は正月からかぞえて五番目だが、昔の正月は今の正月よりも 1 カ月おくれで来るから、昔の人が皐月と呼んでいたのは今の六月、梅雨時にあたる。ということは、皐月晴れというのは梅雨の晴れ間にあたる言葉で、爽やかな 五月の晴天のことなんかじゃなかったはず。

 もっとも、言葉の意味は時代によって変化するので「さつきばれ」を爽やかな五月に使うのを、頭から間違いともいいきれない。昭和初期の文豪、高村光太郎あたりは、すでに爽やかな五月のイメージで「五月晴れ(さつきばれ)」を使っているらしい。

 そうだ、皐月と書くからいかんのだ。五月晴れと書けば、太陽暦の五月にも通じるからそれでいいのだ。と、ひとりで納得する。

 今年の東京地方は日照量がとても少なくて、もう少し曇りの日が続くと記録を塗りかえることになりそうだという。もう少しすると梅雨に入るので、今から曇り続きじゃ季節にメリハリがなくて困る。

 さて、久しぶりの五月晴れ。
 ニンジンをもう少し間引いてやろうと引っこ抜いたら、根っこがふくらんで、いくらか赤く色づいていた。もう根の成長がはじまっている。メヌエットという 品種でカブのように丸くなるニンジンなのだが、案外早く食べられるようになるかもしれない。
ニンジンの葉根っこが少しふくらんできた

さらに育ってます
5月30日
ニンジン

 晴れ。気温高し。真夏かよっ、と突っ込みたい。 
 現在のニンジン。影が入ってしまって写真が見にくいけれどこんな感じ。すでに根がふくらんできているので今日また間引いた。まだ間引き足りないような気 がするけど様子を見ながらまた考えよう。

ヨトウムシ
6月1日
虹ヨトウムシにやられて丸裸
 曇り。午後に少し明るくなってきたかと思ったら突然雨が降り出してパッとやんだ。狐の嫁入りというやつだろうか。やんだので嫁入り行列が通り過ぎたのだ と思っていたら、また突然降り出した。嫁入り行列に帰りなんかないはずだ。まさか狐の成田離婚??
 夕方、雨のあがった空に虹が出た。

 順調に葉が茂っていたニンジンがヨトウムシにやられて丸裸になってしまった。ピンチ!

それでも育ってます
8月4日

根っこ

 あわや全滅か、とも思ったけど、根っこが残ってれば新しい葉が出てくるだろうと放置しておいたら見事に復活した。もっとも、プランターで育てているので発育は今ひとつ。八月だっていうのに根のふくらみ具合はこんな感じ。写真のものは発育の悪そうなのを抜いたので、ほかのはもうちょっと育っているかもしれない。いつごろ収穫すればいいのかな。

収穫しました
9月9日

収穫しました

 ちょっといびつだけど、いちおう食べられそうなサイズになった。今年は夏が寒かったのと、ろくに肥料もやらないズボラ農法で育てたわりにはちゃんと育ったといえるかも。

収穫しました


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