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珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ)
日時: 2003/06/18 08:35
名前: ちんじゅう

 ゆえあって、掲示板を閉じることにしたので、このコーナーもこれにて終了となりました。栽培日記をつけていると普段見逃しているようなこともよく見るようになるので、自分のために別の形での継続も考えましたが、今のところこれといって面白い方法も思いつきません。見てくれてたみなさん、途中で放り出してすみません。



 あるいは珍獣の食卓・園芸編。どう考えても食えるものばかり作ってしまいそうな春のはじまり。

 つっこみは随時いれてくださってかまいませんが、場合によっては後々 webページ にするかもしれないので「○○さんにこういわれたので…」とか「××さんはこう言っているけれど」という具合に、好き勝手に利用される可能性を秘めてます(…と書くと、誰もつっこみを入れない法則)。

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Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.82 )
日時: 2003/06/05 22:47
名前: ちんじゅう

6月5日(木)
 晴れ。

 ベニカタバミが咲き終わったと思ったら、入れ替わりにムラサキカタバミの花が増えてきた。びみょうに花の時期がずれているらしい。
 ムラサキカタバミの葉裏に黄色い粉がふく症状(>>71)はまだ継続中している。一体なにが原因なのだろう。ベニカタバミと隣接して生えているのに、どういうわけかベニのほうには粉ふき現象はおきない。

 それに、ムラサキカタバミの葉は虫にくわれているのに(犯人はたぶんヨトウムシ)、ベニカタバミは虫食いが少ない(多少は食われているけれど)。一体なんの違いなんだろう。

 強いていえばベニのほうは葉裏に毛が生えているが、ムラサキは無毛。ひょっとすると、毛は病害虫を防ぐやくわりをするのかな。
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Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.83 )
日時: 2003/06/06 20:03
名前: ちんじゅう

6月6日(金)
 薄曇り。

 ニンジンがまた食い荒らされた。たぶんヨトウムシの仕業だ。ステムレタスの味も覚えたらしい。あちこち食い荒らされて、大きなウンチをして去って行く。

 夜中に懐中電灯で照らしてつかまえるのがいいと思うのだが、なんとびっくり、うちには懐中電灯がないのである。いかんな、週末に買ってこよう。

 去年はヘチマの蔓にコカマキリが住んでいたが、今年も幼体がベランダをうろついている。小さくて種類を見分けるのが難しいが、たぶん去年のコカマキリの子なんだと思う。

 アジサイがいい感じに色づいている。今年はたくさんつぼみがついた。アジサイは本当に水が好き。少しでも水をきらすと萎れてしまうが、あふれるほど水をやると元気になる。

アジサイ 6/3

アジサイ 6/6
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Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.84 )
日時: 2003/06/08 08:42
名前: ちんじゅう

6月7日(土)
 薄曇り。ぼんやり曇っているのに暑い。体の芯からじんわりと暑くなるような変な暑さだった。

 100 円ショップで懐中電灯を買ってきた。電池も 4 個で 100 円だった。 夜、暗くなってからベランダと花壇を見てまわると、いるいるいる! ヨトウムシがいっぱい。しかも、夜動きまわっている奴らはでっかい。>>76 のヨトウムシ2のようなヤツがニンジンにも、チョウセンアサガオにも、ステムレタスにもいた。ヨトウムシ狩りは夜にかぎる。

 たいていの生き物は小さい時のほうが可愛いものだが芋虫ってやつは大きいほうが可愛い(好みの問題か?)。老齢のヨトウムシは手触りもよく、さわっているうちに仏心が起きそうになるが、そこはぐっとこらえて酢水にボチャン。

 数日前からヨトウムシの酢漬けを作っているが、酢が入っているせいか不思議と腐る気配はない。酢と水の割合は適当にやったのでよく覚えていない。5 倍以上の薄い酢水だと思う。

 ヨトウムシを酢水に落とすと水の中でもがいてまもなく動かなくなる。液体の表面張力のおかげで沈まないヤツもいるが、そういうときは蓋をして軽く振れば沈んで行く。そのためにも蓋つきの広口瓶で作るのが
いい。虫を手でさわるのがイヤな人は、下で容器を構えて、ヨトウムシを割り箸でつついて落とせばいいと思う。

 この酢水を鉢のまわりにまいておくとヨトウムシが出なくなるらしい。でも、芋虫はほうっておいても時期が来れば蛹になってしまうから、酢水のせいで来なくなるわけじゃないのかもしれない。

 酢水の効き目はともかく、この方法はヨトウムシに悩む人に、一度は試してみてほしい気がした。ちょっと虫が出ただけで安易に殺虫剤をまく人がいるが、ベランダ程度の規模ならば、安易に薬などまいてしまわずに手で取る努力もしてほしい気がする。

 植物を身の回りに置くということは、虫を「呼び寄せる」のと同じことだ。庭に粟玉やヒマワリの種を置いて小鳥を呼び寄せるのと変わらない。餌があれば生き物は寄ってくる。来るなと言うほうが無理な要求なのだ。

 とにかく虫が嫌い、見るのもイヤなんだという人は身の回りに鉢植えなんか置かないほうがいいと思う。花は切り花でも充分に楽しめる。

 虫を好きになれとは言わないし、保護しろとも言わないが、せめて自分がぶち殺している相手が何者なのか知るべきだ。退治するにしても、相手が卵なのか、芋虫なのか、芋虫が落としていったフンなのかも見分けがつかないのでは、戦いようもないと思うのだが(※)。


※ さすがに卵と虫、虫と糞の見分けくらいつくだろうと思うのだが、つかずにパニックを起こしてる人を何人か見たことがある。小さい子供ならともかく大人がそんなんだと見てるこっちがビックリする。というか、このままほっとくと日本は滅びるかもしれんと思った。
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Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.85 )
日時: 2003/06/10 12:14
名前: ちんじゅう

6月9日(日)
 薄曇り。風が通ると爽やかだが、そうでないと部屋の中は蒸し暑い。扇風機を引っ張り出した。

 へろへろだったレモングラスの苗に芽が出てきた。すると、春先に捨てた去年の株も、大事にとっておいたら今ごろ…ちょっぴりショック。来年は捨てずに夏を待つことにしよう。

 最初に芽を出したナタマメは、ゆっくりとだが順調に育っている。でも、後からまいた 3 個の種のうち、2 個までは腐ってしまったし、残り 1 個も大丈夫そうだったのに、やはり腐ってしまった。

 ナタマメは豆が大きいので土から顔を出すのにものすごいエネルギーがいるのだと思う。発芽のきざしが見えていても立ち上がれずに腐ってしまうものが多い。ひょっとすると、まく前に皮に傷をつけておいたらいいのだろうか。
ナタマメ

 トカドヘチマと千成ヒョウタンに巻ヒゲが出てきたので、買っておいた支柱を立てかけた。支柱をつたってのばし、ベランダの手すりと物干しに絡ませればなんとかなるだろう。

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Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.86 )
日時: 2003/06/10 13:46
名前: ちんじゅう

6月9日(月)
 薄曇り。

 梅雨入りも近いので、イングリッシュラベンダーの花を切ってしまうことにした。まだ咲き終わってはいないので、切ったものは花瓶に生けてトイレに飾っている。香りを期待しているんじゃなくて、トイレ以外に花を飾れるようなスペースがなかったのである。おそるべし狭い家。ラベンダーは意外にも水あげがよくて、花の盛りに切って生けたものが数週間も咲き続けたりする。
生け花
 右手前はラベンダー・ナナロゼア。一週間以上前に生けたもの。まだ枯れてない。右奥は裏の駐車場に生えてるドクダミ。これも野草にしては水あげがよくて花もちがいい。左のグラスに飾ったのが今日切ったもの。ヒッドコートやスイートラベンダー。一緒に生けてあるのはアップルミントとオレガノの葉。

 アップルミントは道ばたに生えてたのを抜いてきて、一昨年くらいから育てている。毎年冬になると地上部は枯れてしまうが、土の下に地下茎が残っていて、どこへ植え替えても必ず芽を出す。とにかく丈夫な植物だ。今年は捨てるつもりで花壇に放り出しておいたが、それでも根付いてはびこっている。

 ミントの類は丈夫なので、誰かが育てていたものが自然に種を散らしてあちこちに自生していたりする。帰化植物というのはこうやって日本にいついてしまうのだろう。たかが植物とはいえ、外から入ってきたものが在来種を追いやるケースはよくあることなので、道ばたなどに勝手に生えてくるのは良い傾向ではないのかもしれない。

 人の手をかいして世界に広がるのもまた自然の一部といえる。けれど、人間には欲があるので、新しいものも見たい、在来のものを失いたくはない、そう思うのも自然な発想だ。

ラベンダー・ヒッドコート
ついでに、ヒッドコートの花
これだけアップしそびれていたから

 閉鎖花(?)の多いラベンダーの花穂を使ってバンドルズを作ってみた。編み込んであるのは毛糸。そこいらにあるものを適当に使ったので色目が悪い。ちゃんと作る時は明るい色の毛糸を使うと可愛いし、あまりけば立たない糸のほうが扱いやすいと思う。
ラベンダーのバンドルズ
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Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.87 )
日時: 2003/06/11 21:01
名前: ちんじゅう

6月10日(火)
 あれ…天気はどんなだったかな。たしか午前中は晴れてた気がするけど。

 ヘチマやヒョウタンが巻ヒゲを出しはじめているのだが、立ててやった支柱が気に入らないらしく、なかなか巻き付いてくれない。たぶん、支柱が太すぎるのが原因だろう。まあ、もうちょっとのびてきたら、支柱に沿わせて縛り付けちゃえばどうにかなるだろう。

 虫にやられて葉にツヤがなかったツルニンジンが盛んに新しい蔓をのばしはじめた。今年はかなり調子がいい。この分なら枯れずに花を咲かせてくれるかも。
 ところが、新しく出てきた葉っぱも何かにやられている。所々葉が薄くなって、黒い小さな染みのような点がたくさん。たぶん虫なんだけど、なんだかわからない。ハダニかなあ。
 ツルニンジンは食用目的じゃないし、とりあえず枯れなきゃいいので放置。花屋さんにあるような小ぎれいなものを作る事に興味があるわけじゃないしねえ。植物自体に力があれば、多少虫がいても枯れないはず。


6月11日(水)
 今日は昼間ろくに外へ出なかった。天気は午前中は明るい曇りだったけど、夜になって小雨がぱらついたりしてる。

 ヨトウムシの季節はもうすぐ終わるであろう。なぜなら発見されるものが茶色っぽい蛇模様の老齢幼虫ばかりになってきたからだ。

 今夜は 5 匹ほどつかまえた。菊の葉を食っていたやつを 1 匹。アップルミントの茂みで 2 匹。ムラサキカタバミを食ってるやつを 1 匹。シカクマメの苗についてたのを 1 匹(こいつだけ他のと違って小さかった)。全部まとめて酢漬けにしてやった。

 ヨトウムシはなんでも食べるとはいえ、やはり好き嫌いがあるみたいだ。いい感じに葉を茂らせているアジサイにはどういうわけかヨトウムシはつかない。蔓バラにもいない(別の虫は付くが)。

 ヨトウムシがよく食べるものは、チョウセンアサガオ、ムラサキカタバミ、ニンジンの葉、パセリの葉、レタスの葉、菊の葉など。

 ヨトウムシは前日に食べていた葉を覚えているような気がする。昼間見つけた食い跡を夜見に行くと、またそこでヨトウムシがムシャムシャやっていたりする。もっとも本当に同じ虫が同じ場所で食べているのか確かめようはないが。

 食べるものが沢山ある時は、美味しそうなものを選んで食べているようだが、他に食べるものがなくなると、ラベンダーやローズマリーも食い荒らす。

 一鉢だけ別の場所に置いてあったラベンダーがヨトウムシにだいぶやられてしまった。ムラサキカタバミやアップルミントが生えている花壇のそばに置いてみたら、ラベンダーの鉢でヨトウムシを見ることはなくなった(もうちょっと継続して見ないとわからないけど)。

 ということは、レタスやキャベツのようなヨトウムシが好きそうなものを地面においといたら、食われたくないものに付くのを防ぐことができるかもしれない(検索すると、そういう方法で退治できると書いてる人もけっこういる)。

 ヨトウムシは明るくなると地面にもぐって寝てしまうから、真夜中か、早朝なるべく早い時間に見に行って、罠にかじりついてるヨトウムシを捨ててしまえばいいと思う。そのうち実験してみよう。
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Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.88 )
日時: 2003/06/12 21:21
名前: ちんじゅう

6月12日(木)
 朝から小雨がふったりやんだり。こんな天気なので、今日は特になにもなし。アジサイが花や葉に雨露をつけて、重そうにお辞儀してる。今年は本当にアジサイが見事な花をつけた。そういえば最近のアジサイを写していないので、明日あたり写してみよう。真っ青でもなく、赤くもなく、微妙な色の花が咲いてる。

 アジサイの色は土壌の pH によるらしい。酸性にかたむいていると青くなり、アルカリ性だと赤くなる(リトマスと反対)。赤いアジサイを作りたかったら石灰をまくといいらしい。

 夜、ヨトウムシ狩りに出た。菊に 2 匹、ラベンダーに 1 匹、ムラサキカタバミに 1 匹。ヨトウムシ、ゲットだぜ。ぜんぶ酢漬け(いつ土にまこうかな、このヨトウムシ液)。

 雨上がりなのでナメクジもいっぱい。ナメクジはどうしようかなあ。こいつらの被害はさほど感じないんだよねえ。夜見に行ってもヨトウムシみたいに沢山出てこないし、こうやって雨でもふればあっちこっちで葉っぱを食い荒らしてるみたいだけど。とりあえず放置。梅雨の影響を見てからにしよう。

 ラベンダーも、イングリッシュ系のものにはヨトウムシやナメクジがつくが、どういうわけかストエカス系(フレンチ)は無傷。たまたまだろうか。
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Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.89 )
日時: 2003/06/16 09:44
名前: ちんじゅう

6月13日(金)
 曇り時々雨。どうやら関東も梅雨入りしているらしい。
 昔ほど梅雨入り宣言に大騒ぎしないので気づかなかったが 11 日までに関東甲信越も露に入ったことになっているそうだ。

 ツルニンジンにいる虫は(ハダニもいるかもしれないが)、ヨトウムシとは違う芋虫らしい。どうも、ツルニンジンにいるヤツだけ様子が違うので変だとは思っていたのだが。

 ツルニンジンの芋虫は、ヨトウムシより小さくて半透明の緑色。丸めた葉を自分で吐いた糸で軽くつづって巣にしてる。ヨトウムシは明るくなると地面に潜るか葉陰でじーっとしているから、葉をつづって巣を作るなんてマネはしないだろう(たぶん)。

 ツルニンジンにいるのはなんだろう。今日みつけたのは葉っぱごと取って捨ててしまったけど、新しいデジカメを買ったらこういうのもいちいち写しとこう。

 最新のものが出てから、どれを買うか決めようと思ったのに、オリンパスは出すよと言っておきながら直前になって「延期しました(^-^)/」と言っている。
 最近そういうの流行なんでしょうか。何月何日発表って言っておいて、その直前に「発表延期になったことを発表します!」とか言いはじめるの。
 昔は本当に間に合わなかったのかもしれないけど、最近はネタなんじゃないかという気がしてならないわたくしなのだった。

 とりあえず現在のカメラでアジサイの写真を。
↓この辺に掲載予定。

…と、思ったら、デジカメの電池が切れました。買い置きの電池もなくなったので今日はなし。
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Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.90 )
日時: 2003/06/16 10:03
名前: ちんじゅう

6月14日(土)
 曇り時々雨…だったかな。
 つまらない用事で一日中出かけていたので特になし。

6月15日(日)
 曇り時々雨。
 ほぼ一日中外出。今日も特になし。
メンテ
Re: 珍獣日記ぼたにかる(画像付、ほんとに重いよ) ( No.91 )
日時: 2003/06/16 20:08
名前: ちんじゅう

6月16日(月)
 曇り時々雨。
 今日もとりたてて何もなかった。


アジサイ

アジサイ

 今年咲いたアジサイ。アジサイにも品種は沢山あるはずだが、これはなんというものかよくわからない。


アジサイの本当のつぼみ

アジサイの本当の花

 アジサイの、花びらに見える部分は萼(がく)にあたる。萼は 4〜5 枚で、花のように大きく開き、鮮やかに色づく。本当の花は萼のまんなかに、小さくひっそりと咲いている。左の写真は本当の花のつぼみで、右の写真は本当の花が開いたところ。

虫に食われたアジサイ
 花が虫に食われてしまった。ヨトウムシだろうか。それとも別の…?
 葉っぱは相変わらず無傷。なぜ葉は無事で花だけ食べられるんだろう。
メンテ

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